[history]
北アイルランドで歴史を刻む蒸溜所。モルトにこだわるアイリッシュの雄。
アイルランド島の北端、冷たい海に面したイギリス領北アイルランド・アントリム州。この地に立つブッシュミルズ蒸溜所は、1608年創業とも言われるアイリッシュウイスキー最古の蒸溜所のひとつです。
[location]
アイリッシュウイスキーの伝統的な製法である3回蒸溜を守り、モルト原酒の原料には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用することで、軽やかでスムースな口当たりを実現。それでいてモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特徴です。また、蒸溜所のほど近くを流れるブッシュ川。ブッシュミルズではその水源である「セント・コロンバの泉」から直接、蒸溜所内に水を引き入れ、仕込水として使用しています。
[people]
アイルランドで1850年代に麦芽税が施行されると、多くの蒸溜所では未発芽大麦を使用するようになりましたが、ブッシュミルズは大麦麦芽(モルト)にこだわり続けています。変わらぬ伝統とさらなる革新。ブッシュミルズは「grain to glass」※のウイスキーづくりを進めています。※「grain to glass」とは蒸溜所に由来する地域の原料を使用し、製造の最終段階まで一貫して管理する製造スタイルのこと。地域色豊かなウイスキーが生み出されます。