[history]
1988年、ラフィットグループは1750年創業の「ロス ヴァスコス」を取得、経営を開始します。「チリにおけるプレミアム・ワインのパイオニアになる」。そのために無数のワイナリーの中から厳選に厳選を重ねた、いわば〈ダイアモンドの原石〉。それが「ロス ヴァスコス」でした。
[location]
最大の魅力は、プレミアム・ワインづくりに理想的な微気候=ミクロクリマ。三方を山で囲まれたコルチャグア・ヴァレーのカニェテン盆地は太平洋から約40キロメートル。夜の間に吹き込んだ海からの冷涼な風が、日中の強い日射による気温の上昇を緩和し、ぶどうの完熟をうながします。また、充分な水源があり、霜害のリスクが少ない半乾燥土壌であることなども理想にかなっていたのです。
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プレミアム・ワインづくりのポテンシャルを「ロス ヴァスコス」に見出した先見性。それは、テロワールに関する知識の蓄積、植樹されたぶどうの樹齢とともに磨きがかかり、バランスや表現、複雑性をそなえた新たな魅力となって実証されています。まさにラフィット・エレガンスが生きていると言えるでしょう。