●燗酒コンテスト2015 最高金賞受賞
[history]
延宝元年(1673)年、玉乃光は生まれました。340年。まじめに、まじめに、去年よりも良い酒をという思いで、日本酒を造りつづけてきました。玉乃光の日本酒は、米と水と麹。そして、時代に左右されずに、ただ良い酒をつくるという心意気だけで、造られています。
[location]
玉乃光は米と水と麹だけで造る酒ですから、米へのこだわりは、並大抵ではありません。玉乃光が扱うのは、かつて幻の酒米と言われた「備前雄町(びぜんおまち)」、酒米の横綱との呼び声高い「山田錦(やまだにしき)」、そして、京都で生まれた高級酒米「祝(いわい)」など。収穫された米は、生産者別に水分やタンパク質の比率などを調査し、独自の厳しい基準に満たない米は、決して使いません。
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1964年、玉乃光が純米酒を復活させてから、半世紀。いま、純米や吟醸の良さはよく知られるところとなりました。それでも、純米吟醸と純米大吟醸だけを造りつづける蔵は、日本中を見渡しても、ほとんど例がありません。私たちは全国でも珍しい「純米吟醸蔵」として、ここ京都伏見の地で、昔ながらの伝統的なやり方で、ただ良い酒をこれからも造りつづけます。