初代当主が水を求め、いちき串木野市に創業して百有余年。
湧き出る水は稀にみる良水と讃えられています。
この清水と、厳選されたさつま芋が結びつき、精魂こめて吟醸した焼酎『薩摩七夕』は、創業当時から作り続けている伝統の芋焼酎です。
芋の旨味が生かされた、まろやかでコクのあるソフトな味わいでいくら飲んでも飲み飽きない、昔ながらの熟成いも焼酎です。
容量1.8L
原材料さつま芋・米麹(白)
アルコール度数25度
[history]
当蔵元は、明治20年、「古来より稀に見る銘水」といわれるほどの水を探しあてた初代当主が、この地に蔵を構えたことにはじまり、創業より百有余年を数えます。以来、豊かな土壌から生まれた良質のさつまいもと銘水を用い、妥協を許さない焼酎づくりの姿勢を貫いています。
[location]
古くから焼酎づくりが盛んなこの土地は、国の無形民族文化財にも指定され、毎年旧暦7月7日に五穀豊穣の祈りと神への感謝を込めて開催される「七夕踊り」が有名です。田崎酒造の代表銘柄、『七夕』の名の由来とも言える行事により、市来焼酎として古くから親しまれ続けてきました。
[people]
焼酎界では関心の薄いとされていた、原酒の長期貯蔵による熟成に早くから注目し、新酒を出さない熟成の蔵元として、芳醇で深い味わいのある本格熟成焼酎の普及に力を入れるなど、熟成焼酎というジャンルを確立すべく日夜焼酎作りにはげんできました。今後は当蔵元に代々受け継がれる焼酎づくりの可能性に賭ける一途な精神で、製販一体となって、魅力的な商品づくりを行っていきたいと思っております。