[history]
壱岐で一番高い山は「岳の辻」といいます。その麓に玄海酒造の工場はあります。昔からその地を「タケズミ」と云いました。それは湧き水が出ていたからと云われています。そこで初代は「瀧泉」と命名しました。昭和29年島外出荷を志し「玄海」としましたが、昭和50年「むぎ焼酎発祥の地壱岐」を強調すると共に郷土の発展を願い、むぎ焼酎「壱岐」といたしております。
[location]
玄界灘のロマンの島壱岐は海の幸と併せ、長崎県で二番目に大きい穀倉地があり米も麦も多く取れます。島の人達は、麦を原料に中国から伝わった製法を活かし、壱岐独特の焼酎を生み出しました。それは16世紀頃からで壱岐が「麦焼酎発祥の地」と云われております。
[people]
壱岐は人口約3万人の島です。その中で、7軒の焼酎蔵元が切磋琢磨しながら造り上げ、守り続けてきた麦焼酎は壱岐の文化でもあります。壱岐焼酎は進化し続けています。壱岐焼酎を知るということは、壱岐を知るということでもあります。ぜひ壱岐を訪れ、島の郷土料理とともに壱岐焼酎を味わっていただきたいと思います。