[history]
オーパス・ワンは2人の男たちが夢見た物語です。その男たちとは、いうまでもなくボルドーメドック格付け第一級、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、カリフォルニアワイン界の重鎮、ロバート・モンダヴィ氏。彼らが「オーパス・ワン」と名付けたジョイント・ベンチャーは、1979年に初めてワインをリリースし、1991年にワイナリーをオープン。以来、世界の注目と熱狂を集め、カリフォルニアワイン業界を牽引してきた、世界屈指のプレミアムワインです。
[location]
オーパス・ワンの自社畑はナパヴァレーのオークヴィル地区にあります。4か所に分散する計68ヘクタールの畑には、伝統的なボルドー品種である、カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロ-、マルベックの5種のブドウが栽培されています。
[people]
オーパス・ワンは当初無名に近いワインでしたが、2人の巨匠が造るという前評判だけで、1981年開催されたカリフォルニアのワインオークションにおいて、1979年ヴィンテージが1本2,000ドル以上の高値で落札され話題を呼びます。その後徐々に世界市場で認められてきました。それは同時にカリフォルニアワイン発展の歴史でもあり、オーパス・ワンの存在こそが、カリフォルニアワインの知名度と信頼を高めていったことは間違いありません。