その名の通り種子島だけで栽培されているサツマイモで、肝機能の働きを高めるアントシアニン(天然ポリフェノール)の含有量が多いことから薬膳紫芋とよばれ、近年注目度の高い種子島紫。このサツマイモを芋原料に使用し、白麹菌によるかめ壺仕込みで味と香りにこだわった、杜氏・市囿清次の自信作です。
容量1.8L
アルコール度数25度
[history]
種子島酒造は、創業明治35年。創業以来ずっと守り続けてきた伝統製法が、かめ壷仕込みです。このかめ壷も同じ歴史を刻んできました。かめ壷にはさまざまな効果があると言われ、種子島酒造の焼酎の質に多大な影響を与えています。だから、大量生産では味わえないプレミアムな味をご堪能頂けます。
[location]
おいしい焼酎づくりにとって大事なポイントとなるのが良質の水。種子島酒造では、焼酎にとって命ともいえる水にこだわっています。明治時代から操業している工場の地下306m、古代第3紀層の水脈に湧く「岳之田湧水」を焼酎づくりに使っています。軟水系で鉄分の少ない清らかな天然深層地下水は、口に含むと甘く、とろりとした円い感触がします。地下からの恵みである岳之田湧水に、原料芋や麹、作り手たちの技と思いが溶け込んで、郁(ふくいく)とした香り、まろやかな味、そして飲むたびに感動を覚える卓越した焼酎が出来上がるのです。
[people]
酒類業界では製造機械の発達により合理的な大量生産が可能となりましたが、最近では手の込んだ造りのものを評価し、焼酎としての魅力を見出そうとする傾向があります。自社の造りに満足し切っていては駄目なんですね。消費者の"声"に耳を傾けた変化が求められています。