フルーツに本気
おいしさを約束
フルーツのおいしさに徹底的にこだわる
松孝(果樹園)。
ISSYUSOUDEN
「フルーツの本当のおいしさを伝え、多くの人に笑顔と感動を届ける」ことを理念としている輸入フルーツ仲卸の松孝。 スーパーマーケットや八百屋など小売店への卸売を本業とし、おいしさのために【旬・産地・品種・生産者・鮮度・熟度】に徹底的にこだわっています。 社員に取材すると、プロフェッショナルな言葉が返ってきました。 「“真の顧客”は、召し上がってくださるお客さまだと常に考えています。お客さまは“安さ”ではなく、“美味しさ”を求めていますよね。 それは、たまたま美味しかったかどうかじゃなくて、専門家である私たちが目利きすることで見極めることができるのです」 美味しさに妥協しない、松孝の果物をぜひ味わってください。
海外の農家を動かすのは「情熱」
独自の追熟方法により
おいしさを最大限に引き出す
世界中のフルーツ農家から価値ある商品を扱わせてもらうために心がけていることは、「一番苦労している生産者に敬意をもって接し、売らせていただきたいと熱量高く向き合うこと。意気に感じてくれると、松孝のために厳選してくれるようになる」と話してくださりました。 メキシコの生産者に「世界一美味しいアボカドをいっしょに作ろう」と頼み込み、通常収穫するよりも長く実らせることでオイル分を高める取り組みをしているのが『王様のアボカド』です。 フルーツは年によって作柄がまったくちがってきます。先入観で前年を踏襲するようなことはせず、シーズンの出始めに試食を重ねるなど常に判断を繰り返し、真剣にフルーツに向き合っていることも生産者との信頼関係につながっています。
匠の追熟
本気のバナナを、食べてほしい
輸入されてきたバナナは通常、パレットに積まれたまま、ムロと呼ばれる追熟倉庫に入れて加工されますが、“フルーツに本気”の松孝さんは手抜きしません。非効率に思えるけれど、昔ながらの方法で追熟するバナナが呼吸しやすいように、重い原料の箱を1ケースずつ積み替え作業をしています。人手はかかり、ムロに入れられる数は減り、一般的な方法よりも日数をかけるのは手間ひまがかかりますが、他では味わえない本当においしいバナナの味わいを引き出すために欠かせない努力となっています。
吉村社長は「うちのムロでも一般的な方法で“皮の色付け”はできるけど、 “じんわり熟成”させないと最高に美味しいバナナにはならないから」と手間をいといません。「食べればもちろん、触るだけで松孝のバナナかそうじゃないか分かりますよ」と吉村社長は話してくれました。 「松孝のバナナ以外、食べられない」という根強いファンがいるのは、バナナへの愛が深いからだと感じました。 ぜひ、愛の詰まったバナナをご堪能ください。
松孝の約束
「心がけているのは縁ある人たち、みんながハッピーになることです。栽培してくれている世界中の生産者、リスクをとって輸入してくれている商社、ひとつずつ販売してくれている店舗と、役割は違う仲間がチカラを合わせて、お客さまのために美味しいフルーツを食べてもらうために協力しています。そのなかで松孝の役割は、責任をもって【旬・産地・品種・生産者・鮮度・熟度】を見極めることだと考えています。」と話してくれた松孝の社長からは、美味しい果物への愛情と情熱を感じました。