[history]
永正2年(1505年)、稲寺屋(現・剣菱酒造)が伊丹で創業しました。江戸時代の文献『二千年袖鑒(そでかがみ)』には、この文献が刊行された嘉永2年(1849年)の時点ですでに345年の歴史があることなどが今も変わらぬロゴマークとともに記されています。
[location]
剣菱が酒造りに使用するお米は、主に兵庫県産の「山田錦」と「愛山」。剣菱は、昔と変わらぬ味の継承、酒造りやその道具を作る職人の育成、原料米である山田錦や愛山の保存への尽力、酒造りや米以外の部分のコスト削減、安全・安心の向上などに努めてまいりました。時代を超えて守り続けられてきたこの味を、なにより、自分たちが自信を持っておすすめできるこの味を提供し続けるべく、引き続き、愚直に酒造りに邁進する所存です。
[people]
「お米」と「水」と「杜氏」。おいしい日本酒を造る条件として、この3つ(人)によくスポットライトが当たりますが、いいお米といい水、いい杜氏が揃えば必ずいい酒ができるというほど、酒造りは単純ではありません。先人たちの知恵と職人の技が宿る「物」。それらを巧みに使いこなして、酒へと宿す「者」。どの「モノ」が欠けてもダメ。すべて揃ってはじめて、剣菱。その1滴1滴に宿る技や情熱、心意気、ストーリーを、ぜひご堪能ください。