●第5回福岡県種類鑑評会 金賞受賞
[history]
延享2年(1745年)の創業と伝えられ、以来屋号を「泉屋」と称していましたが、酒質改良と市場開拓とを積極的に推め、大正12年には代表銘柄の「花の露」をとって株式会社花の露商店と法人組織に改め、更に昭和5年改組して現在の冨安本家酒造株式会社としました。
[location]
福岡県城島町は、九州の大河『筑紫次郎』と呼ばれる筑後川の下流域に位置し、筑後川の舟便、肥沃な筑後平野の原料米、上流地域の良質な容器用材木、筑紫山脈から吹き降ろす寒風と冴えた空気に恵まれ、古くから酒造りが盛んでした。
[people]
焼酎、清酒とも地元の原料から造られる農産加工品ですので、工業製品的な要素を出来るだけ排して、造り手の想いを感じられるような酒造りを進めていきたいと考えています。特に清酒の商品開発に関しては、勘と経験を生かした、より農産加工品的な性格の強い酒を造りたいです。また、清酒業界に関しては、これまで以上に嗜好品としての正確をはっきり打出していく必要があります。