[history]
東酒造は、大正4年(1915)の創立からもうすぐ100年の歴史を迎えようとしています。ただおいしいだけでなく、人に優しいものを造りたい。創業者である東喜内(きない)の「何事も自然が一番」という思いは、今でも変わることなく脈々と受け継がれています。
[location]
私たちは鹿児島県内28カ所の湧水を汲んで、丁寧に醸造実験と分析を繰り返し、やがて一つの水源にたどり着きました。それは、鹿児島市にある大重谷の湧水。シラス台地という巨大な天然のろ過装置によって生まれた水は、昔から地元の方にも愛されている清らかな水でした。この湧水を使用していることが、口当たりがまろやかでおいしい酒を造ることが出来る理由の一つ。「何事も自然が一番」という私たちの思いとこだわりは、ここにも生かされています。
[people]
「何事も自然が一番」という先代の教えを重んじながら、「人に優しくて、美味しい」ものを造り続ける東酒造でありたいと願い、そのことを次の時代にも伝えるべく若い優秀な人材を集め、伝承と研究に忙しい日々をおくっています。これからは伝統技術と現代科学の融和が大事と考え、新しい製品の開発と品質の向上に重点をおいております。