[history]
創業は1830年、井波町新明屋仙助が幕府より酒造株の所持を許可されたことに始まり、明治には酒造石高が県内一位となる約二千石を記録、明治33年にはパリ万博出展という輝かしい歴史を持ちます。また、明治39年になると株式会社として組織を近代化して再発足し、今では約三万五千石を有する北陸屈指の蔵元として知られています。
[location]
日本三名山の一つ「立山」にちなんで名付けられたその酒は、品質追求の信条を基に、白山に源を発する花崗岩に濾過された清流庄川の伏流水を仕込み水に使用し、原料米には酒造好適米の最高峰とされる兵庫の山田錦を主とし、北陸地方の代表的な酒造好適米「五百万石」といった良質の酒造好適米を用いて仕込まれています。
[people]
北陸最大の3万5千石を有する酒造石高の内、その9割以上が富山県内で飲まれているほどの圧倒的な人気です。長年にわたって地元で愛され続け、富山県を代表する銘酒としての座を揺るぎないものにしています。