[history]
琉球泡盛は、中世の華やかな琉球王朝の時代から、美酒の誉れ高く、人々に愛され、今日に至るまで、伝統文化の結晶のとして脈々とその歴史を紡いできています。「久米島の久米仙」は、1949年の創業以来、久米島の恵まれた自然、豊かな気候風土に育まれ、先代からのつくりに対する「こだわり」を大切にしながら、皆様に愛される泡盛づくりに取り組んでいます。
[location]
その昔、名水が沸き出す久米島の北部、堂井(ドーガー)に夕暮れともなると絶世の美女が現われ、野良仕事帰りの若者たちに神酒をふるまっては言い知れぬ 酔いごこちへ誘った。人々はこれを宇江城山に住む仙人のしわざと噂しました。「久米島の久米仙」の名は、その「久米の仙人」の言い伝えにあやかったもの で、その豊醇な味わいには、香り立つ歴史の浪漫がひそんでいます。
[people]
豊かな自然に囲まれた久米島で、限りなく醇美な泡盛を造る。これも品質の高い泡盛造りには欠かせぬ条件です。水は天然の湧清水を使用し、米は厳選された南方硬質米、近代的な設備を用いながらも、麹やもろみ造りは人の手で限りなく自然に近い状態で行います。こうしたこだわりが皆様より高い信頼をいただいております。