[history]
メタクサ社は創業は1880年。創始者スピロス・メタクサが、アッティカ地方のブドウ園を買収してワイン生産をスタートしました。ギリシャの蒸留酒メーカーとしては最古の歴史を持ち、酒の輸出でも、ギリシャNo.1の実績を誇っています。
[location]
ギリシャのブランデーの原料としてはペロポネソス半島産などのサヴァティアーノ種の白ぶどうが最適とされています。主として単式蒸留機で蒸留され、樽で熟成、故意黄色みを帯びてから連続式蒸留機でつくられたブランデーとブレンドされます。ギリシャのブランデーは概して厚みのある酒質を誇り、オリーヴ油を多用するギリシャ料理によく合います。
[people]
メタクサのブランデーは、ギリシャ王室御用達となりました。1890年にはロシア皇帝御用達となり、ロシアのオデッサに第2蒸溜所を建設。5年後の1895年には、トルコはコンスタンティノープルに第3蒸溜所を建設しました。