[history]
ラニョーラボランは1850年にガストン・ブリアン氏によってブドウ農園を開園され、その後コニャック作りが始まりました。初代当主は女性のドーズ氏。ドーズ氏の夫はマルセル・ラニョーという名前だったため、最初は「マルセル・ラニョー」というブランド名だったそう。その後、2代目当主の女性アニー氏が受け継ぎ、その夫であるサボラン氏の名前から現在の「ラニョー・サボラン」となったそうです。
[location]
無駄を排除した混じりけのない不変のスタイル、ノーカラメル、ノーシュガー、そして余分な物など何もない、純粋無垢でノーストレスな蒸留酒です。また自分達で育てたぶどうを蒸留し、酒にするので、安易な増量増産はできません。また、ブレンディングに関しては、少し乾燥した熟成庫と、湿度の高い熟成庫で眠っていたそれぞれのコニャックを絶妙に使い分けて、高品質に仕上げています。
[people]
全工程において単一自家生産(プロプリエテール)を頑なに守り続けるラニョー・サボラン社。19世紀末、粗悪な模造品の横行で風評被害を受けたコニャックを立て直すべく奔走したのが、創設者ガストン・ブリアンド氏。コニャックの質的価値を守り、高めた伝説的生産者として知られ、コニャックのAOC獲得にも繋げた立役者です。