[history]
「ぶどうの個性と、果実感に満ちたワインをつくりたい」そんな思いで、イシドラ コウシーノ デ ムシーが、ビニャ マイポを創業したのは1948年のこと。それ以来、私たちは、いつの時代も「おいしさ」にこだわりながら、ワインづくりを進めてきました。創業当時の思いやこだわりを受け継ぎながらも、醸造技術の進化や近代的な設備の積極的な導入などで、さらなるおいしさを追求してきたのです。
[location]
アンデス山脈の、西側のふもとにあるチリは、南米でありながら、ぶどうの栽培に適した「地中海性気候」。太陽に恵まれ、雨が少なく乾燥し、昼夜の寒暖差が大きいことから、果実味と酸味のバランスのとれた良質なぶどうが育まれます。その中でもマイポヴァレーは、フランス系のぶどう品種の栽培が早くから始まり、ワインづくりが盛んでした。アンデス山脈の雪解け水に含まれるミネラルも、重要な栄養分になっています。そのおいしさで、世界の人々を魅了するビニャ マイポ。それは「ワインの理想郷」と呼ばれるチリの中でも、特別な土地から始まったのです。
[people]
ビニャ マイポのラベルに描かれている教会は、マイポ ヴァレーの中心地マイポタウンに現存する「プリシマ デ マイポ教会」です。この町のぶどう栽培農家たちは、昔から自分たちの畑と家族の無事を教会に祈りつづけてきました。そんな、マイポタウンの誇りともいうべき教会をモチーフに選び、それを飾り立てることなく配置したビニャ マイポのシンプルで素朴なラベル。そこには、果実そのもののフルーティさを活かして、お客様に満足いただけるおいしいワインをつくり続けていきたいという、「真摯でひたむき」な、私たちの思いが込められています。