[history]
若き日のピーター・マッキーはアイラ島ラガヴーリン蒸溜所のオーナーであった叔父の元でウイスキー造りを学びました。のちにピーターは会社を創業、1890年ホワイトホースセラーの名と看板のイラストを冠したウイスキー「ホワイトホース」を発売します。1920年には世界に先駆け、コルク栓に替えて金属製のスクリューキャップを採用、保存の向上に貢献しました。
[location]
ホワイトホースはスコッチウイスキー。原料となる大麦麦芽をピートで燻製し、乾燥させます。このときにつく薫香=スモーキーフレーバーが最大の特長。木樽で最低3年間、スコットランドで熟成させることが定められています。
[people]
「ホワイトホース」のブランド名はスコットランドのエジンバラに実在した1742年創業の“ホワイトホースセラー”という有名な旅籠が由来です。エジンバラからロンドンへ向かう乗合馬車の出発点であり、ウイスキーもこの馬車の乗客に提供されていました。ロンドンへの出発を前にした人々の「夢」や「希望」のこもった乾杯を盛り上げていたことでしょう。