[history]
比嘉酒造は、明治16年に琉球王国の城下町である首里で創業しました。創業者は、琉球王朝の料理長職をしていた比嘉昌続(ひがしょうぞく)の息子・比嘉昌文(ひがしょうぶん)です。その後、平成27年(2015年3月5日)に社名をまさひろ酒造へと変更いたしました。
[location]
当時、泡盛造りは王府から許可をもらった者にしか製造が認められていませんでした。そんななか、創業者・昌文は料理人職の腕前を評価された父・昌続が王より授かった「ホウチュウヒガ」の屋号と泡盛製造免許のもと、泡盛製造を始めました。沖縄の食文化と泡盛文化は密接な関係にあります。父・昌続の食へのこだわりは、昌文の酒造りにも反映したことでしょう。
[people]
平成3年、創業100周年を記念して糸満市西崎に製造工場を移設しました。泡盛といえば「まさひろ」を思い浮かべる程、地元沖縄に定着したまさひろ酒造は、現在も多くの県内外の人々を魅了しています。